WORKS

YAT
F様邸
NEW
ヴィンテージと暮らす平家


「ちょっと品のいい人が住む家」をテーマにデザインした、ヴィンテージ家具が映える平屋です。年輪を感じるアンティークチェアや真空管アンプ、木製の業務棚など、味わいあるコレクションが空間に深みを与えています。大きな屋根と低重心の外観は田園風景と調和し、ウッドデッキで過ごす休日はコーヒーを片手にゆったりとしたひとときに。薪ストーブの揺らぎや室内窓から差し込む光が心地よく、セカンドリビングはおこもり感と開放感のバランスが絶妙。漆喰壁と木の調和、古家具の味わいが調和した空間で、趣味と日常が自然につながる暮らしが実現されています
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外観
ダーク調の外観
低く抑えた大きな屋根とどっしりと重厚感のあるデザインが魅力の「YAT」。眼前に広がる田園の景色を独り占めできるようなロケーションも魅力だ。Fさんも休日はウッドデッキでコーヒーを飲む時間がお気に入り。
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テーマ
品のイイ人が住む家
「この家のテーマは、ちょっと品のいい老人が住む家です」と言うFさん。 彼はまだ40代。言葉だけで聞くとピンとこないのだが、実際にお邪魔するとたしかにこれは「ちょっと品のいい老人が住む家」なのである。 まるで長く大切に住み継がれてきたような風情を漂わせているが、ここは昨年できたばかりの新居。雰囲気づくりに一役買っているのは、趣味でコレクションしているヴィンテージの数々だ。
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木のあじ
時と共に変化する
前の持ち主も愛用していたことを感じさせるチェア。 キズにも愛着がわきそうな味のある佇まい。
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カウンター上の置物
レトロなものたち
業務ライクな木の棚は、昔は何に使われていたのかな?と考えるものも楽しい。真空管アンプは現役で使えるものだそう。
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明かり
明かりもこだあるところ
「夜の雰囲気はもっといい感じなんですよ」とおっしゃるFさん。照明一つとってもこのセリフの裏付けに十分。
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ラグ
アジのあるインテリアたち
ちょっとすり切れたラグも空間デザインのアクセントに。
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内装デザイン
洗練されたバランス
物が多いのに乱雑に見えないのは、レイアウトバランスの妙。 木と漆喰の2色でミニマルにまとめた内装デザインもヴィンテージ家具と相性が良いようだ。 大阪の家具店『トラックファニチャー』を参考にした室内窓も印象的。
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ソファー
お気に入りの場所
帰ったらまずはここに座るというFさん。 オリーブグリーンの1.5人掛けソファの前には薪ストーブ。横に目を向けると広々とした田園風景という、贅沢なスペースだ。
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薪ストーブ
火のある暮らし
薪ストーブの好きなところは「火を目で見られるところ」だという。この揺らぎに日々癒されているそう。 取材したのは3月。「あたたかい日が続いてさみしいですね」と笑顔を見せた。
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セカンドリビング
落ち着く空間
セカンドリビングはあえて壁で区切っておこもり感を演出。 YATの標準プランをアレンジして、屋根の形そのままの吹き抜けに。さらに室内窓でリビングと緩くつなげることで気持ちの良い空間に仕上がっている。